日々の中から
こんにちは、Shinobです。この連休は群馬の実家に帰っていました。ジロも一緒です。ジロにとって実家は、飽きるほど車に乗った後に入れるもう一つの部屋といったところです。
実家に戻ると作品の保管状態を確認します。天井近くで保管しているのであまり温度湿度の影響を受けないみたいでいつも問題ありません。梱包材のほこりを払う程度です。今年こそ、ここから旅立ってくれることを願ってます。
さて、今回は日々のことをお話ししたいと思います。どんなことかといいますと、私が常日頃意識していることについてです。このように紹介する場があるので、書いておこうと思ったわけです。
日々、日常うちですることに関しては私は同じ手順でするようにしています。例えば朝起きたら水を一杯飲んで部屋の掃除、ご飯を作って食べたら直後に洗い物をして布巾で食器を拭いて片付ける、などです。同じ手順ですることには二つ意味があって、一つは自分の今の状態を確認すること、もう一つは変化に対して敏感に反応できるようにすることです。日々、違うことをしているとそれ自体が「変化」になってしまうので感性が伸びません。日々の生活ですることに対しては同じ手順で行えば、そこに変化がおこりません。イメージは凪いだ水面です。どんな小さい変化にも気づけるように、感性を研ぎ澄ましています。
すべては作品制作のために。
今はもっぱら9月の浅草の個展のために、構想を練っているところです。そろそろ紙づくりをしなければです。写真は今回の記事とは関係ありませんが、先日のヨーロピアンスクール出張ワークショップの写真です。青空の下で描くというのも開放感があって楽しいものです。