そんなときもあります。
こんにちは、Shinobです。
つくばスローマーケットが無事に終了し、車の中はイベントのテントやら台車やら、重石用のタンクやらで満載です。
でも私の心も、来てくださった皆さんといっしょに過ごした楽しい記憶で満載です。
たくさんの「がんばれ」と「元気」をいただきました!ほんとうに、ほんとうにありがとうございます。
さて、そんな1週間をどのように過ごしたかといいますと、「記憶」を練ることに終始しました。
楽しかった記憶、ああすればよかった…みたいに反省の記憶、記憶は新しいうちに反芻するに限ります。
どうしてかというと、時間が経つと記憶というものは「自分の都合のいい」ものに置き換わってしまうから。
「記憶」って本当にやっかいです。でも私たちに日々、必要不可欠なのは確かです。
だったら、自分の気持ちや考えていること信念と違わない使い方をしたいですよね。
そこで編み出したのがコレです。
「記憶は新しいうちに打て」
この間フランス行って描いてきたスケッチも、わりと毎日見ています。
そして、そのときの空気や風の匂い、色合いを反芻しています。何回も何回も思い出すことによって、私の作品は創られます。
本当に、私の作品は「記憶」の作品なんです。
今現在は実際描いてはいないんですが、作品を描く中で一番大切にしている時間です。
「記憶」があふれたときが描きどきです。
それを待つ期間は大変シンドイですが、なくてはならない時間です。
いわゆる「生みの苦しみ」です。
新しい作品を「生む」苦しくも楽しい時間を過ごしています。