演じることと、描くこと
こんにちは、Shinobです。週末は雨でしたがやっと晴れ間が見えてホッとしています。雨が降るとアトリエも湿気がたまって居心地がよくないですから。今、じめじめです。ナメクジとか出そうです。出ないといいですけど…。
さて、今日は絵を描くということと共に「ものをつくる」ということについて考えてみたいと思います。プロフィールでも紹介していますが、私はアマチュア劇団に所属しています。最近の土日は、来年1月公演のため朝から晩まで稽古稽古です。読み合わせをしたり、たち稽古したり頭と身体をフルで使っています。かれこれ演じることに触れて5年になりますが、まだまだ思ったように動けませんし、学ぶことがたくさんあります。そして、演劇に携わるうちに芝居をつくりあげる工程って絵を描くことと似ているなぁ〜と思ったのです。
絵を描く時、私は、まず構想を練ってスケッチしたり、切り貼りしたりイメージを作ったりしてから色を置き始めます。そして全体のバランスを見ながら仕上げます。
劇団で芝居をつくるときも、台本を決めて役者を決めて、本読み、立ち稽古、大道具・小道具の作成、舞台デザイン、それらを合わせてバランスを見て修正、微調整、そして仕上げです。
これが、それぞれの大まかな工程です。出来上がるもの、そしてそれを構成する素材は異なりますが、大きな枠組みはとても似ています。
「ものをつくる」ということに共通した工程なのかもしれませんね。
ただ、一つとても違うことがあります。絵を描くのは私1人の作業で、演じることは私1人ではなく仲間との共同作業だという点です。劇団の稽古に行くと、毎回1人では気づけなかったことに気づかされます。
絵を描くこと、演じること、今はどちらも自分にとってとても大切なものになっています。
劇団公演は2016年1月17日(日)牛久市中央生涯学習センター文化ホール、13:30開場14:00開演です。チケットは前売り1500円でチケットぴあでも取り扱いしています。劇団名は「劇団スペースクロラ」です。よかったら下記URLからアクセスしてみてください。
http://www.spacecrawlers.net/next-performance/
なにかを「つくる」こと、本当に膨大な力が必要ですが、いろいろな「つくる」に携われたらいいな、と思う今日この頃です。